平成24年5月14日記
ブログを更新する気にならない、ストック記事をアップするのも気がすすまない気分に陥ったので、「ブログの更新をしばらく休みます」とお知らせしたのですが、ひとまず復帰します。
お知らせから一か月も経ってないのですが、休止中も広告防止のために月イチで新記事をアップする予定であったので、だったら、次のように断っておけばいいんじゃないかと思いなおしまして。
『ブログの更新ペースは月に4、5回くらい。
たまにブログ落ちします。その場合は頻度がさらに減りますが、最低でも月に一回は更新します。』
ブログのプロフィールにも追記しておきました。
ということなので、今後、ブログ落ちすることがあっても、よろしくお願いします。
しかるにリウィアは初代皇帝アウグストゥスにふさわしい、偉大なる貴婦人であった。
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(「らしい」と書くのはわたしは見に行っておらず、フォロワーさんたちから情報をいただいたのみなので。)
しかしながら、原作では離縁の置手紙を残して出て行って再婚して妊娠したリウィアさんは、映画版では不倫妻だと…(怒)。
「エロというより艶笑コントみたいな感じでした(ワンシーンだけでしたし)。」(byフォロワーさま)とのことなのですが、名前ゆえに思い入れがある人なので、そんな改変するくらいなら出さんで欲しかったよ、リウィアさんを。
(しかも相手がマルクスときたもんだ。「ROME」の隊長とブッロを彷彿とさせる、堅物と軟派の名コンビにして親友なのに。ルシウスのアイデアもマルクスの技量あって再現されているケースも多いのに)
リウィアさんは「不倫」とは対極の真面目な人だと思います。
アウグストゥスが法を以て多産を奨励したほどに、帝政期のローマは「少子化」に悩まされていました。
「少子化」の原因のひとつとして「上流階級の女たちが妊娠、出産、子育ての苦労を厭い、子どもを作らずにすませようとしたからだ」との指摘もあります。
そんな時代に、「子孫を早く作らないと実家にも示しがつかない」と、自分のためだけでなく、先祖から「子孫」へと血脈を継続させる観点からも子作りに積極的であるなんて、立派な女性じゃないですか!
離縁状を残して出て行ったのだって、リウィアさんにしてみれば、妊娠する為には、ひと月ひと月が勝負なのに、夫がいなければ無駄に歳月を浪費するのみだからだと胸中を想像します。
二人目がなかなか授からないと悩んでいた頃の知人は、「1年に12回しかチャンスがないんだから」とやや鬼気迫る顔で語ってました。
ファロスを山ほど奉っていたところで、肝心の旦那が長期の留守では…。
留守宅でのリウィアさんの心中を思うと泣ける。
追い打ちをかけるかのように、ホ●皇帝の愛人になったとの噂まで耳に届いたのでは、子作りをあてにできないと判断して離婚にふみきっても当然では?
一巻を読み終えた時、次巻でのリウィアさんの登場と、ルシウスとの仲直りを期待していました。
「おおい、リウィア」「今帰ったぞ、リウィア、どこだい!?」とのセリフにも萌えたw
二巻第一話の腹ボテ姿を見た時に、あ、どっちにとっても復縁はありえんわ…とがっかりしましたが、名前が「リウィア」であるゆえのわたしの勝手な思い入れなので、不平は言うまいと、この展開を受け入れました。
原作に新たに登場したハーレクイン女(※)の噂を聞き、不自然なハイスペックてんこ盛りとルシウスが好意を抱く展開の不愉快さにもある程度我慢しました。(前妻とは真反対のタイプであるのもさりながら、あの女の登場で、完璧に絶対的にリウィアさんとの復縁路線が有り得ないってことを明確にされた気がしたので。)
なのに!
映画でリウィアさんに「不倫」ネタをなすりつけて貶めるとは。
許さんぞ、わたしは(←ジョークなんで本気にしないよーに)。
原作に新たに登場したハーレクイン女(※)
一記事立てる気にならないのでここで吐き出しときます。
以前にも話題にしたんだけど、ハイスペックだなんだのってよりも、この女が、ローマ史に嵌ったきっかけである母親の遺言「幸せになりたいならシツジツゴウケンでフクツの男を選びなさい」の根底にあるのは、「女の幸せは男次第」であり、その考え方を忠実に受け入れている女であることが不快です。
しかも、こんな女にルシウスが好意を抱くなんて。
「幸せになりたいなら、シツジツゴウケンでフクツの女になりなさい。自分の力で幸せをつかめる女になりなさい」と激励され、「シツジツゴウケンでフクツの女」のモデルを探して「コルネリア、アグリッピナ、ホルテンシア、オクタウィア、ユリア・ドムナ、エウセビアら、古代ローマの女こそ理想の女」と思い込み、ローマ史にはまるという展開であれば、ハイスペックてんこ盛りであっても受け入れられたかと思います。
あーーーーもう、このハーレクイン女、いなかったことにならないかな、と願っても、登場したもんはどうしようもないですね。
人間の子どもと同じで、この世に生まれてしまった以上、いなかったこと、なかったことにはできないんだから。
とりあえず今回ばかりは、「気に入らなければ読まねばよい」との言に従い、わたしの中では「テルマエ・ロマエ」は全三巻で完結という事にしております。
あ、ルシウスとリウィアさんがよりを戻す神展開があれば別(あんな女が登場した以上、もう、これ以外の着地は受け入れられない…)。
しかるにリウィアは初代皇帝アウグストゥスにふさわしい、偉大なる貴婦人であった。
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15世紀のイギリスでは、「妻が幼い場合たとえ結婚しても、14歳になるまでは待つのが当時の習慣であった」一方、「結婚を完成させてめでたく子が生まれれば、その子の命がどんなに短くとも、子の父親は妻の財産を生涯自由に使い享受する権利を得」ることができた。(石井美樹子著「イギリス・ルネサンスの女性たち」
)
同書によれば、幼いマーガレット・ボーフォートは父方母方からの遺産を有し、かなり裕福な女相続人であったとのこと。
ということで、わたしの中でマーガレット・ボーフォート(12歳)の夫のエドムント(25歳)は、「財産目当てで幼な妻を孕ませた冷酷非情な鬼畜」疑惑があります。
(情欲から12歳を寝台に連れ込む25歳も十分鬼畜だけど、よほどアブノーマルな行為でもない限り性交で死ぬことはない一方、妊娠出産となると死ぬことすらありますから、「出産」を目的としたエドムントの方が鬼畜に思えます。)(同意のない性行為は殺人と同じなので、前者も許しがたい行為であるのはわかってますが…)
マーガレットさんの年齢を考慮すると、出産で彼女が命を落とすことになってもかまわないとの、未必の故意による殺意すらあったんじゃないかと勘ぐってしまいます。
先の法は妻の生死は条件になく、子どもさえ短時間でも生きていれば、「父」に妻の財産を自由にする権利が生じるとあります。
したがって、妻が死んだ方が財産をより好き放題でき、かつ、裕福な女と再婚のチャンスができる!ので、男にとってはメシウマ状態じゃないですか。
エドムントの血筋からは、金に汚いヘンリー7世(息子)、「妻の代わりなどいくらでもある!」とばかりに使い捨ててくれたヘンリー8世(孫)が誕生しています。
二人のそういった性分はエドムント譲りであったのでは…。
そしてマーガレットさん、もしや、女ゆえに受けた、「夫からの暴挙」に怒り、でも女の身では掣肘が多いから、「男」である息子に自分の無念を託して、「王位簒奪」に執念を燃やしたんじゃないかと空想しております。
関連前記事:【成功したアグリッピナ】
しかるにリウィアは初代皇帝アウグストゥスにふさわしい、偉大なる貴婦人であった。
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コメントをありがとうございます。
感想メモは書かずにブログを休もうかと迷ったのですが、コメントをいただけて、アップしておいてよかったと思いました(笑)。
ゲルゴヴィアの戦いで二話くらい費やすかと考えていたので、一話で終わったのは、わたしも意外でした。
「ひまスペ!」ともども次号はお休みであるのも、同じく残念です。
隔月になって喜んでいたら、フェイントを喰らいました(苦笑)。
世間的な意味合いでのウェルキンの絶頂期は今なので、今後どのように、アレシアへ、その後へと展開されるのか楽しみです。
おそらく実現するであろう、タラニスとオクタビ少年の邂逅も楽しみなのですが、先になってもそこまでがじっくり描かれれば嬉しいです。
ガリアのみなさん、一癖も二癖もある連中が多いですから。
(カエサルのゲルコヴィアでの敗走にからんで、「その頃ローマでは」といった具合に、尺は短くともローマ側とオクタ少年とオクタウィアお姉さまの様子が描かれればいいなぁとも思いますが)
そしてpixvのご紹介をありがとうございます。
以前ここでローマ関連の小説を見つけて読んでいるのですが、クリックするとログイン画面が出てきて、勝手がわからず、ここんとこ離れていました。
さっそく検索いたしました。たしかに前より増えてますねw
「アグリッパ」で検索するとヴェルチンもひっかかってきたり。
ブログはしばらく休みますが、コミックス三巻が発売される6月、第十話が掲載される8月には、状況さえ許せば一言二言でも感想をアップしたいので、その時にはまた読んでやって下さい。
コメント、ありがとうございました。
いつものお遊び予想をやっときます。6月発売予定の三巻表紙は
本命 ヴェルカッシ
対抗 アントニウス
大穴 ブラキウスさん(もちろんあの顔でw)
余談.
いただいたコメントに触発されたけど、レスからは外れるので余談として。
オクタビ少年シスコン設定について。
私的には大っ好きな設定です。
内水版のヤンデレシスコンっぷりも、シェイクスピア版で「いかなる弟も愛したことがなかったほどに愛している姉」と口にするオクタビも大好きです。
まるで銀河帝国皇帝に喧嘩売ってるみたいwもっと言ってやれ!
史料でも、「姉が非常に好きであった」(※)(byプルターク)と記され、(めんどいので略しますが)その他いろいろ傍証もあり、オクタビがシスコン、もとい、「女の模範」と称賛された姉を大切に思っていたのは間違いないでしょう。
でもね、でもね、この人は、奥さんのことも「終生変わらず比類なく深く愛し大切に」してたんだよ!
スエさんによれば、奥さんの両腕に抱かれて「我々の結婚生活を忘れずに生きてくれ、さようなら」と告げてこときれたんだよっ!!
たしかに「愛妻家」との呼称から想起されるイメージから外れる人だけど。
オクタウィアお姉さまとの深い関わりは知られているのに、奥さんへの愛情は今ひとつ認知されていないように感じるのはわたしの僻みか!?
ただしpixvのイラストを見る限りでは、オクタビ&お姉さますらスルーされ、オクタビ&アグのカプが多かったような気がする…。
(※)「姉が非常に好きであった」
たんに「好きであった」じゃなくて「非常に」ですぜ(笑)。
副詞ひとつでシスコン度合がぐんと上昇しておりますw
副詞ってほんとうに大切ですね〜。
関連記事:【副詞の重み】
しかるにリウィアは初代皇帝アウグストゥスにふさわしい、偉大なる貴婦人であった。
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お断り.
作中の人名表記「ヴェルチンジェトリクス」を、記事内では「ウェルキンゲトリクス」と書いています。
◆薪拾いに身をやつしたタラニスを見て、切腹前の利休を訪ねる為に、炭焼きに変装したお江さん(大河ドラマ「姫たちの戦国」)を思い出しました。思い出しただけ。
まだ小さいから活躍の場が少ないタラニスですが、今回は、四話に続いて子どもならではの利点を生かして活躍してくれました♪
そして、タラニスは自分がいない場面のナレーションもしています。
この物語自体がタラニスの回想なのでしょうか。
◆コンミウスといい、ブラキウス(笑)といい、ルクテリウスといい、今回登場のリタウィクスといい、ガリア人たちってなんてバラエティに富んでいるの。今後の物語への関わりようが楽しみです。
ところで、細かいこと言いますが、p723のリタウィクスのセリフの「一国小隊」って、「一個小隊」の打ち間違いですよね、たぶん。
◆アントニウスとウェルキンの再会あり。
アントニウスはちゃんとウェルキンのことを覚えていました。
剣闘士なみの頭脳じゃなかったんだね、アントニウスw
◆あのアントニウスに「頭悪き」とくさされてしまったルクテリウスさん…。
アントニウスがオクタビなみに頭の切れる男に見えたよ!
◆デキムスさんて、あいかわらず意味深に沈黙するコマがあります。
◆カエサルはやはり義侠心でもって、タラニスたちを助けたのではなかった(第四話参照)!?
カエサルの真意を推し量れないわたしこそ、剣闘士なみの頭です(-.-)
◆六話では「オカマ野郎」と呼ばれ、今回「女男」と呼ばれたヴェルカッシさん。
やっぱりあの容姿はそういう位置づけなのですね(笑)。
ていうか、「女男」って、もう死語だと思っておりましたよ(笑)。
いつも、冒頭で、「書き直して改めてアップしたいです」と断っているのですが、今後ブログの更新が滞ります。今回は改めてのアップは難しいと思います。
いや、誰も待ってないだろうし、自己満足ブログだから言い訳せんでもいいんだけど、ちょっと残念って言うか…。
関連記事:平成24年4月25日【ブログ拍手へのレス】
しかるにリウィアは初代皇帝アウグストゥスにふさわしい、偉大なる貴婦人であった。
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日本人にとっては、この三人みたいな「外敵に抵抗して国土の自由と独立の為に戦った英雄」って見当たらないな、と思って(わたしの知識不足だったらすみません)。
局地的になら見当たります。
前九年の役の安倍一族、時を遡って、平安時代初期の蝦夷の軍事指導者アテルイ、週刊「マンガ日本史でも採りあげられたアイヌの軍事蜂起の頭領シャクシャインなど。
立場としては、彼らがタイトルの三人に近いのではないかと。
支配者から「野蛮」と決めつけられ、収奪され、略奪される立場に抗う戦を起こした点で。
ただ、おそらくご当地では知名度はあっても、「国民的英雄」ではありませんよね?
やはり日本は「島国」だったから、はからずも四海が盾となり柵となり、異なる文化・文明に踏みにじられ、蹂躙され、殺戮される悲劇を味あわずに済んだ幸福な国、と言えるのかも。
どなただったか忘れましたが、日本では「舶来」は良いものである、海外から入ってくるものは、総じて「良いもの」と受け入れられた。これは、他国に侵略され、支配された経験のない日本の美点である、と述べておられた一文を読んだことがあります。
「外敵に抗した国民的英雄」は生まれなかったけれど、それでもいいじゃないかなと思ったひと時でした。
(※)国民的英雄だと思います。
各国に知り合いはいませんので、直には知りません。過去にあれこれ読んだ書籍から得た感触で述べています。
しかるにリウィアは初代皇帝アウグストゥスにふさわしい、偉大なる貴婦人であった。
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では本文。
昔々に読みました。
「産むことに執着せず、育てることを実践する女性」が登場するまんがを。
悔しいことにタイトルすら忘れてしまったけれど。
作者は万里村奈加さん。
おそらくmimi系のコミックス。
「この世には、こういう女性を描いてくれる大人がいるんだ!」と感激したにも関わらず、ブクオフ価格の105円だか、126円ですら懐中に乏しい年頃で、立ち読みのままで書棚に戻しました。
今となっては悔いる…!
>その犬猫妾にすら出来ることが出来ないからこそ卑屈になるんじゃないでしょうか?
おっしゃる通りです。
わたしとしては、そんなことに引け目を抱く卑屈な女性であって欲しくなかったのですが、わたしの理想通りでいて下さる義務はないので、キャサリン・オブ・ポルトガルについては残念でしたが、石女(←あえてこの単語を使う)であっても、卑屈にならず、しっかりした心の軸を有している女性を知る機会があることを期待しております。
なお、以前、レディス雑誌の読者欄で「石女」による、私的には胸がすくような投稿が掲載されていました。いい機会だから(突発的に気が変わらない限り)ちかぢか記事をアップします。
自分を自分で卑しめない女性を前にした時、ブーメランは力を失い彼女に届くこともなくあえなく落下するのです。
塩漬け中記事をアップする、いいきっかけをくださり、ありがとうございますw
しかるにリウィアは初代皇帝アウグストゥスにふさわしい、偉大なる貴婦人であった。
余談.
手塚プロの成人向けアニメ「クレオパトラ」のカルプルニアさまも「卑屈」とは無縁の女でした。
クレオパトラがカエサルを取り戻すべく夫婦(カエサルとカルプルニアさま)の寝室に乗り込んできて、「カエサルを返せ、子どももいるわ」(超意訳)とエラソーにのたまったけれど、「それがどーした」(同)と鼻先であしらい、「エジプトにおかえり!クレオパトラ!!」と啖呵を切って退散させた態度のかっこよかったこと。痛快でした〜w
パトものであんなに凛々しいカルプルニアさまは見たことがない(笑)。
わたしには理解しにくい作品ですが、毅然として誇り高いカルプルニアさまゆえに、星★4つあげる!
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◆チャールズ2世王妃キャサリン・オブ・ポルトガル
世継ぎを産むことはなかったのですが、エドワード4世と並ぶ、イングランドの好色王チャールズ2世が尊重していた王妃サマと聞いて、興味を持ちました。
が。
サブタイトル「キャサリンの愛と苦悩の物語」から見当がつくように、ジョン・オブ・ゴーントの愛人であったキャサリン・スウィンフォードの物語です。
最初に白状しておくと、事情があって完全に読んでいません。
青池保子さんの「アルカサル-王城-」では、スペイン国王ド・ンペドロの娘として、王女として、王冠を取り戻す為に力を尽くしたコンスタンシアがどう描かれているかチェックした程度です。








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