2014年09月23日 (火) | Edit |
尊厳者誕生日なので、彼が関わる話題を。

アウグストゥスの唯一の実子、ユリアちゃんは、有夫の身でありますが、積極的に婚外恋愛を楽しみました(早い話が浮気の日々)。
なのに、産まれた子どもはみな夫に似ていたとか。
なぜ?と問われたユリアちゃんは答えました。

「船が満員にならなければ、他の水夫を乗せないようにしているからよ」
(意:夫によって妊娠したことがわかるまで浮気はしない)



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2014年09月17日 (水) | Edit |
(注意)ネタばれ、史実ばれに配慮していません。

季刊プリンスを見るたびに、「プリンス」の語源は「プリンケプス」、「プリンケプス」と言えばアウグストゥスさま、と、連想してます。
あの人は王子様キャラじゃないけどね。






「誇り高き白薔薇」
著者:ジョアンナ・メイクピース
訳者:横山あつ子

ばら戦争を背景にしたヒストリカル・ハーレ。
主人公である(違)8歳のチビ・リチャの可愛らしさ、賢さ、健気さに尽きる。アン・ネヴィルと出会う、幼馴染のなれそめエンドもグッドw

2014年09月12日 (金) | Edit |

アントニウスは三人の女に産ませた七人の子がいたが、一番年上のアンテュルスだけがオクタウィアヌスに殺され(後略)
(プルターク「英雄伝」アントニウス-87・引用にあたって呼称を一部直しています)

フルウィアから生まれていた二人の子どものうち長男の若者アントニウスは(中略)無理やり引きずっていかれて殺された。
(スエトニウス「皇帝伝」アウグストゥス-17)



アントニウスのとクレオパトラに関わる子どもたちは次の通り。
×印が殺された子です。

母・フルウィア
・×アンテュルス(男)
・ユルス(男)

母オクタウィア
・大アントニア(女)
・小アントニア(女)

母クレオパトラ
・プトレマイオス・ヘリオス(男)
・クレオパトラ・セレネ(女)
・プトレマイオス・フィラデルフィロス(男)
・×カエサリオン(男)(父はカエサル)

オクタウィアヌスがカエサリオンを殺した動機はわかります。
「カエサルの息子」は一人で十分だから。
自分に敵対しないよう、あるいは、敵対勢力にかつがれないように、後々の禍根を断ち切ったのだと。

ではアンテュルスはなにゆえに?
ユルスのことは助命しているのに。
それどころか、早い段階で財産の安堵を認めています。

アンテュルスを処刑した動機について仮説をいくつか書きます。
2014年09月08日 (月) | Edit |
武田信玄の正室、三条夫人が小説とドラマから受けた風評被害は、リウィアさまへのそれと似ているので、三条夫人贔屓の人たちが彼女のためにがんばっている様子には、好意こそ抱いても、反感などありません。

ある小説で「悪妻」として創作された。

TVドラマ化された。

後発の歴史本、小説が史料の裏付けなく「悪妻像」を踏襲した。

これだけいろいろな本が「悪妻」と書いているんだから、実際にも三条夫人は「悪妻」だったんだろうとの認識が一般に広まった。