2014年10月31日 (金) | Edit |
手元に届いたのはいいけれど、なかなか読む気にならなかった、「白薔薇の女王」。

なぜなら、わたしは「時の娘」系リチャード三世贔屓の人間だから。

この小説の主人公は誰あろう、リチャード三世を追い落とし、王位を簒奪したヘンリー・チューダーと結託したウッドヴィル一族をつけあがらせた大元、エドワード四世王妃エリザベス・ウッドヴィルなのです。

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2014年10月22日 (水) | Edit |
よさげな女と興味を持ったけれど、想像していたのとは違ったり、人物像がつかめなかったりしてファンになるに至らない方たち。

◆チャールズ2世王妃キャサリン・オブ・ポルトガル

世継ぎを産むことはなかったのですが、エドワード4世と並ぶ、イングランドの好色王チャールズ2世が尊重していた王妃サマと聞いて、興味を持ちました。

が。
2014年10月18日 (土) | Edit |

ミソジニー
女性や女らしさに対する蔑視や偏見、憎しみを指す語である。
(中略)ミソジニーの傾向がある男性をミソジニストと呼ぶ。
(日本語Wiki「ミソジニー」項目より引用)



「変態侯爵の理想の奥様」(秋野真珠著)の感想を書いてて気が付きました。
女性読者を対象とし、女性たちを虜にする夢の世界に誘わなければならないロマンスもののヒーローの中に、ミソジニスト型が存在することに。

2014年10月12日 (日) | Edit |
「アウグストゥスはアントニアに再婚のプレッシャーをかけたのか?」

夫ドルススはゲルマニアに転戦中、紀元前9年に落馬が原因で死んでしまう。その後アウグストゥスから何度も再婚するよう催促があったが、彼女は独身を貫いた。
「Wiki 小アントニア」より引用



Wikiにはアウさんが、アントニアに再婚を勧めていたとあるんだけど、ホントなのかなぁ。
裏付けはあるの?ソースはどこに?

わたしが見つけた限りではPhD E.D.Huntsman氏がアウグストゥスによるアントニアへの再婚のプレッシャーについて言及されています。

Drusus’ death in 9B.C left Antonia a widow at the age of twenty-seven. From that point on Antonia, fulfilling the Roman ideal of a univera, apparently resisted pressure from Augustus to remarry.

ドルススが紀元前9年に死去し、アントニアは27歳の未亡人として残された。
その時以来、アウグストゥスからの明らかな再婚の圧力にも抵抗して、申し分のないローマの模範的な「一夫の妻(univera)」となった。
(Huntsman「The Family and Property of Livia Drusilla」p130)(日本語・管理人)

2014年10月08日 (水) | Edit |

歴史小説は(中略)作品全体にその作家の価値観が投影されるため、共感できればいいが、少しでも違和感があると読むに耐えない。ことに自分が好きで詳しく調べた分野が、妙な脚色でとんでもないことになっていたら、書店でその小説をみかけるだけでストレス指数が上がる。
青池保子「『エロイカより愛をこめて』の創りかた」第13章)



タイトルに用いた「面の皮が厚い」は良いニュアンスがない言い回しなのですが、作家さんたちを貶めたくて用いているのではありません。
ただ、「ストレス指数が上がる」歴史ものに何度か出くわした経験から得た結論です。
「作家は面の皮が厚くなければ創作なんてできないんだなぁ・・・」。

2014年10月03日 (金) | Edit |

15世紀のイギリスでは、「妻が幼い場合たとえ結婚しても、14歳になるまでは待つのが当時の習慣であった」一方、「結婚を完成させてめでたく子が生まれれば、その子の命がどんなに短くとも、子の父親は妻の財産を生涯自由に使い享受する権利を得」ることができた。(石井美樹子著「イギリス・ルネサンスの女性たち」