1902年01月01日 (水) | Edit |
【過去固定エントリ】につき、以前いただいたコメントは削除しています。ありがとうございました。

松原國師著「西洋古典学事典」内、項目「リーウィア・ドルーシッラ」検証エントリは、全て本館サイト内に移しました。

本館「磨羯宮(まかつきゅう)」の

(1) 「Veritas Filia Temporis(真実は時の娘)」

(2) フレーム内メニューに「松原國師著『西洋古典学事典』」欄があり、以下の5項目があります。
「検証(1)」
「検証(2)」
「検証(3)」
「犯罪者報道(1)」
「犯罪者報道(2)」。


*****ここから本文******

ごめんなさいっ、何度この事典について終わる終わる詐欺を繰り返す気だと詰問されそうですが、本当にファイナルです。
(「狼少年は信用できないっ」って言われたら、返す言葉もない…)

結論を先に書くと、「 T&Aコンビも『西洋古典学事典』も、まともに相手するに値する連中でもなければ、シロモノでもなかった」。

今は遠慮なく言えます。

松原國師著「西洋古典学事典」内、項目「リーウィア・ドルーシッラ」に記述された内容は全て典拠に由来するものでありますが、下世話なゴシップ視点から記述されています。信頼に値しません。読者諸氏においては、このような下劣な内容を鵜呑みになさることのないよう、他の著作、研究を慎重に参考になさることを助言したします。

順を追って語ります。

(1) 前提として「『西洋古典学事典』の『リーウィア・ドルーシッラ』項目批判(※)記事をネット上で公開した事に内心不安があった」。

「西洋古典学事典」は、京都大学学術出版会から出されているじゃないですか。
信用できない批判を書いてはいないとの自信はありましたが、あちらは京都大学ブランド、こちらは無名ブロガー。
一般読者の目に身の程知らずと映っているんじゃないかとの不安を抱いていました。

「西洋古典学事典」は老舗ローマサイトでも好意的に紹介されていましたし、Amazonでも5つ星レビューが揃い踏みでしたから。(今となっては、Amazonの絶賛レビューが皆サクラに見える)

だから T&Aコンビのコメントとツィートは、正直かなりこたえました。
今だから言えますが、「蟷螂の斧」はぐさっときましたよ。

(※)批判
「批判」は「批難」、あるいは、「間違いを指摘する」、「内容を否定する」との意味で用いられている事が多いのですが、実際は次の意味もあります。

1. 物事に検討を加えて、判定・評価すること。「事の適否を―する」「―力を養う」
(2.以下省略)
(「Yahoo 辞書」より引用)(リンク切れにつきリンク解除)



わたしは、「西洋古典学事典」の項目「リーウィア・ドルーシッラ」の記述内容について、「間違いがある」とは一言も指摘していません。記述内容の出典は全て見当がつきます。しかしながら、同様の史料を元にしても、異なる解釈も有るとの立場で批判記事を書きました。
わたしは、引用した1.の立場で批判をしたと考えております。

(2) したがって、T&Aコンビから寄せられたコメントとツィート以上に、A氏こと飛鳥井雅彦、及び「西洋古典学事典」についてネット上で詮索はしませんでした。
身の程知らず、と陰口をたたかれていたらどうしようとひるんでしまって。

ふっ、早く見てればよかったですよ。
こいつら、あさましいスパマーでした。

(3) きっかけは、先日、うちのブログへお越しの検索ワードに「西洋古典学事典 男色」なる組み合わせがあったこと。

えらい珍妙なと好奇心に駆られて検索結果を拝見したところ、水色背景の某所スレになにやらテンション高い書き込みが…。

63 :世界@名無史さん:2011/09/05(月) 04:36:35.91 0
古代ギリシア・ローマ世界の歴史のみならず、古代オリエント以来のアフリカやアジアの諸地域・諸都市・諸民族の歴史が、『西洋古典学事典』に詳しく記されていたぞ。男色の記事が毎ページに載ってて、読んで非常に面白く、とても参考になった!
買わない人は一生の損失だろうね

68 :世界@名無史さん:2011/10/20(木) 05:35:44.24 0
傑作に面白い本だったら、なんと言っても『西洋古典学事典』が最高!
この『西洋古典学事典』には、毎ページに男色や●●●●●、全裸男性スポーツ、美青年の真裸覗き、男同士の●●、男性カップルで編成された精鋭軍隊、少年愛、●●した男根像、ドでかい陽物崇拝、同性婚、男色のもつれによる暴君殺害とか、美男子をめぐっての刃傷沙汰が満載されていて、面白くって堪んねえぞ!
最初は値段が高いと感じてたけど、あんなに傑作で面白く読める本なんて絶対に他にはあり得ない、と今じや断言できるよ。
文句なしに、★★★★★★★★★★・・・ 5×5星

(某水色背景スレ「★★★★男色の世界史★★★★」より、ただし、露骨な単語を一部伏字にしております)



そういえば、「西洋古典学事典」のリウィアの項目でものっけに、父リウィウス・ドルススの男色ネタをふっていました。しかも単に「男色家」と記述せず、わざわざ「少年を犯していたことで名高い人物だった」って。

他にも、あちこちのスレにスパム的に似たテンションで書き込まれています。
乾いた笑いが浮かんだのは、「天才」とヨイショしているこれ↓

324 :無名草子さん:2011/11/11(金) 05:58:44.63
やっぱ何と云っても『西洋古典学事典』だね。
寝食を忘れて毎日毎晩ひたすら読み耽っても全然飽きるって事が無いもん。
こんなに御身白い本(しかも事典)を書ける人って物凄い天才だと思うよ。憧れちゃうナ。
某水色背景スレ「面白すぎて寝食の間も惜しんで一気に読んだ本 3」より)



なお、場所を慮ったのか、「西洋古典学事典」としか記載されていませんが、現在、かのAmazonにおいても同書名で検索してヒットするのは松原國師の著書のみですので、松原國師著「西洋古典学事典」を指すとみてよろしいでしょう。

水色背景某所からの引用は上記三点にしておきますが、あちこちのスレに似たテンションで恥ずかしげもなく書き込みされています。

あほらし。
こんな下種なスパマーを擁する事典をまともに相手にしてたのか、わたしは。
京都大学ブランドに惑わされて、銅を黄金と見誤まりました(泣)。

(4) ふっきれたので思い切って「西洋古典学事典」の評判を検索してみましたところ、あい変らず、某水色掲示板スレがあれこれヒットするのは脇に置いといて、T&Aコンビの同類とおぼしき連中が、同書の感想を述べたブログに出没しています。

同意と賞賛をしないエントリにはいやみの書き逃げ。

◆ボエモンさまによる「ヒストリアイ」内、「西洋古典学事典届いた」

T氏ことtheodoraはここにも顔をだしています。
ボエモンさまはひとつ、ふたつ難点とお考えのところは指摘しても、全体的には好意的なご意見なのに、そのひとつふたつにかみついて、

『西洋古典学事典』は決して行間や余白の多い書物ではありませんよ。 私は毎日この事典を読むのが楽しみでなりません。
ギリシア神話に関して「高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』(岩波書店)の方がはるかにお手軽で安価だ」などというのは、とんでもない勘違いでしょう。系図の詳しさといい、原典で読もうという人たちのための出典明記といい、比較にならないほど立派な作品です。ましてや、原書房の間違いだらけの翻訳本2冊など問題外というものでしてよ。
もちろん無知無学な人々には、しょせん「猫に小判」なのかも知れませんけれど。
もう少し内容をよく読み込んでから、お書き込みにならないと、御自身の無教養ぶりを露呈してしまう結果になりましてよ。とくと御注意あそばせ。
2010/6/26(土) 午前 2:49 [ theodora ]



あはははは、あいかわらずのtheodora節~、舌好調♪

他のHやらAやらの書き込みも、似たような内容なので、T&Aコンビと同一人物かお仲間であると推測します。

そしてT&Aコンビとそのお仲間は、善意のブロガーに対しては、その善意につけこみまくりです。

◆ブログ「タ メタタ ポーネーティカ」様内の「『西洋古典学事典』をちらっとみて」

◆ブログ「matta」様内の「『西洋古典学事典』」

◆ブログ「瑪瑙色の瞬間」様の「西洋古典学事典」

(ここのブログへのコメントでLivia Drusillaと名乗っているのは、わたしへの嫌がらせか(笑)?)

あほらし。
こんな浅ましいスパマーを擁する事典をまともに相手にしてたのか、わたしは。
京都大学ブランドに惑わされて、銅を黄金と見誤まりました(泣)。

誰だか知らないけど、「西洋古典学事典 男色」で検索してうちにお越しになった方、ありがとう!
おかげで京都大学ブランドという虎の威をはぎとったあいつらの正体は無能な狐だとわかったよ!!

結論.
浅ましいスパマー及び、こんな連中に支持されている書籍を相手に真剣に対峙していたなんて恥ずかしい限りです。
カテゴリ「松原國師著『西洋古典学事典』」の記事を全部消そうかとも考えましたが、支持者の一部が浅ましいスパマーとはいえ、京都大学ブランドです。
京都大学学術出版会が出した事典だから問答無用で正しい内容だと鵜呑みにしてしまう読者がいるかもしれませんので、本館サイト内に残しております。

とにかく、今は遠慮なく言えます。大事なことなのでもう一度言います。

松原國師著「西洋古典学事典」内、項目「リーウィア・ドルーシッラ」に記述された内容は全て典拠に由来するものでありますが、下世話なゴシップ視点から記述されています。信頼に値しません。読者諸氏においては、このような下劣な内容を鵜呑みになさることのないよう、他の著作、研究を慎重に参考になさることを助言したします。
以上。

そもそも、項目「リーウィア・ドルーシッラ」に限らず、見識のある人ならば、調査及び研究にあたって、一冊の事典だけに頼ることはなさらないでしょうから、おせっかいな助言ではありますが。

なお、この西洋古典学事典全体に対して学識ある方々による批判(※)もあればよいと思います。
真の学究の書であれば、正当な批判を以て磨かれるものでしょうから。

しかるにリウィアは初代皇帝アウグストゥスにふさわしい、偉大なる貴婦人であった。

追記1.
下記に引用するのは、わたしのTLに流れた「西洋古典学事典」についてのツィートです。
公平かつ的を射ていると思いますので紹介します。




T&Aコンビがこの方にからむのではないかとおせっかいな心配をしていたのですが(笑)、今のとこおとなしくしているようです。

追記2.
T&Aコンビおよび同一人物あるいはお仲間と思えるスパマーは、「西洋古典学事典」著者の容認の元に活動しているとの疑念がぬぐえないのですが、あるいは
(a)著者に害意を持つ者が著者を貶める為にスパム活動している。
(b)一部の信者が著者の意図とは無関係に暴走している。
(a)(b)の可能性もある、と、書き添えておきます。
公平な見方は崩したくありませんので。

なお、(a)(b)であったとしても、「西洋古典学事典」内の項目「リーウィア・ドルーシッラ」に対するわたしの見解は変わりません。
B級C級歴史本が大好きな人にはぴったりでしょうし、わたしもその手の本が嫌いではありませんが、京都大学ブランドの事典にワイドショーまがいのゴシップ視点など求めておりませんでした。
あるいは、「西洋古典学おもしろ事典」「西洋古典学下ネタ事典」「西洋古典学お下劣事典」(煽り文句は「古典ってこんなにドキドキわくわくできるんだ!!!」)とでも題してくれていれば、ゴシップ視点でも不服はありませんでした。

わたしが項目「リーウィア・ドルーシッラ」にまして呆れたのは、カリグラによるアウグストゥスとユリアに関する近親相姦妄言を「信憑性に欠ける」と付記してまで「一説」と紹介していたことだなぁ…。(大ユリアの項目内)

Amazonのとあるレビューが褒め称える著者の「個性」とやらは、わたしとは合わなかったということでしょう。
なお、明記された出典、各国語の表記の記載等、著者の見解の入らない箇所は役に立ちました。

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