2015年04月26日 (日) | Edit |
◆その1.アウグストゥスだって雄弁家だ

独裁官カエサルは、最高の雄弁家らと、堂々とわたりあったし、アウグストゥスは、元首の地位にふさわしいと思えるほど、即座にして妙を得た流暢な雄弁家であった。
(タキトゥス「年代記」13-3)



ななみんからは「言葉を使っての説得力に欠ける」と評され、朝香祥さんからは「議会では突っ込まれまくり」(※)と愛情を込めて紹介されたアウグストゥス。

(※)自主制作本「Idus Martiae」のあとがきより。

でも、タキトゥスは称賛しているぞ!
「即座にして妙を得た流暢な雄弁家」
すげーじゃん、アウグストゥス(笑)。
皇帝伝では、重要事項は常に草稿を用意して演説したと記述されているのに。

ちなみに、ティベリウスについては、

ティベリウスは、言葉を考量吟味する才に熟達していた。加うるに彼の表現は雄勁であり、たとい曖昧であっても、それはわざとしたものであった。
(前掲書13-3)



タキトゥスはアウグストゥスのこともティベリウスのことも嫌ってるけど、誉める所は誉めるんだね。

わたしも貴男が大嫌いだけど、筆力と表現力の素晴らしさは認めるよ。

◆その2.ティベリウスと幼妻

「11も年下の少女だぞ!」とのセリフは、「ガラスの仮面」の速水真澄の十八番ですが、北島マヤもそろそろはたちってことで、年齢差を気に病まず関係がいい仲へと進行中らしい。

11程度の年の差、男女ともに23歳(※)過ぎていれば、そう際立つものではないと思いますが、一方がローティーンだと目立ちます。

(※)なんとなく大卒新入社員年齢を目安にしました。

BC19年頃。
かねてから婚約を取り交わしていたティベリウスとウィプサニアが結婚しました。
新郎23歳。
新婦12歳(推定)

当時ではれきとした法定年齢ですが、なにやら花嫁に痛々しい印象を抱きます。
現代だと、社会人と小学生のカップルです。

ティベリウスには、少女まんがの定番決意が似合います。

「君が大人になるまで待つよ」

口にはしないタイプと思うので、「決意をそっと胸に秘め」です。

実際、息子ドルススの誕生も、結婚してから4、5年を経てからだし(これ以前に、記録に残らない流産・死産、あるいは誕生後の早世があったかもしれませんが)。

弟ドルススとアントニアが結婚してはやばやと、おめでたを迎えていたと推測できるのとは対照的です。

◆その3.小アントニアのペット

それはヤツメウナギ。

ドルススの妻アントニアは秘蔵のヤツメウナギを耳環で飾った。そしてその評判のため、バウリ訪問を切望する人もあったくらいだ。
(「博物誌」9‐81より引用)



ヤツメウナギって、こんなの(画像検索結果)です。

耳環って…。
いったい、どこにどうやって飾るの?

しかるにリウィアは初代皇帝アウグストゥスにふさわしい、偉大なる貴婦人であった。

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