2016年10月04日 (火) | Edit |
(注意)ネタばれ有り。と言うより、未読の方には意味不明だと思います。
ネタばれ有りのわりには、懇切丁寧にあらすじには触れてません。あしからず。





◆高橋真名美という女

高橋真名美は「神林&キリカ シリーズ」の後半から登場するヒロインのライバルです。


神林&キリカ シリーズ(20)
杜野亜希「最後のバースティ」


↑高橋真名美の初登場は、シリーズ(13)「風花のウィスパー」なのですが、彼女が表紙に出ている(20)にリンクしました。向かって右、長髪、黒い衣装の女性です。

「神林&キリカ シリーズ」については、 Wikipedeia「神林&キリカシリーズ」を参照して下さい。
(なお、リンクを貼ったWikiの該当項目では、高橋真名美の名の漢字を間違って表記しています。「真奈美」は間違い。「真名美」が正しいです。)

高橋真名美は、「白バラ」キリカに対する、「黒バラ」に譬えられ、ダーク・ヒロインとして物語世界のシリーズ後半を席捲しました。

作者さんが力を入れたキャラクターであるのは理解できるし、物語後半を盛り上げた一人であることもわかるのですが、何とも言えない嫌悪を感じるキャラでした。
(出てこなければよかったとか、存在を否定してるんじゃないです。彼女が物語を大きく動かしたことと、重要人物であることは認める。けれど、嫌悪を感じる。両者は両立します。)

人を殺して良心の呵責を持たずにすむ人間なんて、程度の差こそあれ自己中心なものですが、高橋真名美から立ち上る気持ち悪さは人間離れしていました。
(もう一人、シリーズを支えた準主役、望月祐貴も人を騙すことにも殺人にも躊躇のない人物でしたが、彼は「人間」であると認識できたなあ。)

「最後のバースディ」にて、高橋真名美は自身がおかした殺人が露見し、逮捕されます。

キリカは、「真名美は完璧な模範囚を演じていずれ戻ってくる」と予想し、作者さんも「真名美はキリカの永遠のライバルになるんだろうなぁ」と述懐しておられるけれど、高橋真名美の罪状では、社会への復帰は難しいのでは?

以下、量刑については、緻密な調査や知識の上でではなく、「わたしがそう感じる」程度で書いてます。

高橋真名美がおかした犯罪は、
(1) 殺人(桧山康太郎)
なお、桧山康太郎殺しについては、激発物破裂罪も適用されるんじゃないかと思うんだけど、詳しくないのでわからん。
(2) 殺人(及川高史)
(3) 殺人未遂(神林俊彦)

「何人殺せば死刑、あるいは、無期懲役」と、機械的に決まるものではありませんが、2人殺していて、1人は殺人未遂である高橋真名美が、有期刑で済むんでしょうか?
「求刑は死刑、判決は無期懲役」、あるいは、「求刑、死刑ともに無期懲役」に落ち着きそうな気がするんですが。

以下、「永山基準」を参考に検証してみましょう。

1. 犯罪の性質
突発的衝動的に人を殺した場合よりも、計画性のある殺人の方が罪は重くなります。
桧山康太郎殺しについては、計画性大です。さらに、他者(桧山夫人)に罪を被せるようにしていた点で悪質です。
及川高史殺し、および、神林俊彦殺人未遂については、桧山康太郎殺しの証拠隠滅を図った点で、これまた悪質です。

2. 犯行の動機
桧山康太郎殺しの動機は、読者のわたしから見れば、「私生児として生を受け、迫害を受けてきた為に、実父と嫡出である異母妹への恨みが凝り固まった果て」であり、全然同情は湧かないのですが、たぶん、世間に向けては「私生児として育った悲しみ」を全面に出して、「泣き落とし」にかかるんだろうなあ。
及川高史殺し、および、神林俊彦殺人未遂については、先に書いた通り、「証拠隠滅」です。

3.犯行態様、特に殺害方法の執拗性、残虐性
桧山康太郎殺しは、爆殺。
及川高史殺しは、刺殺(包丁を左胸に突き立てた)(多分、心臓を刺している)。
神林俊彦殺人未遂は、防火装置を故意に作動させ、二酸化炭素による窒息死を狙った。

4.結果の重大性、特に殺害された被害者の数
殺害された人数は2人。未遂に終わった人数が1人。

5.遺族の被害感情
この件は、次項「桧山百合という娘」にて。

6.社会的影響
流行作家、桧山康太郎殺しという点と、さらに桧山家の暗部をさらした点で、社会的な影響は大きいと思われる。

7.犯人の年齢
実名報道されていたので、20歳は超えているでしょう。

8.前科
作中で明記はないが、「前科無し」と思われる。

9.犯行後の情状
読者の立場では、高橋真名美が人を殺したことについて、まったく良心の痛みを感じていないことはわかるのですが、世間に向けては、「反省の情著しく」振る舞ってみせるんだろうなあ。

いかがでしょう?
有期刑で済むんでしょうか?

と、脳内押し問答していても進まないので、わたしの願望込みで「無期懲役」で確定したと仮定します。
死刑でなくて、無期懲役とした理由は、二人殺害とはいえ、強盗ではない事件では、死刑判決が下されない傾向がある気がすることと、悲劇の女優として絞首刑になるよりも、塀の中で女優として立ち遅れてしまう方が、高橋真名美にとって打撃になるだろうと思ったからです。

キリカは、「真名美は完璧な模範囚を演じていずれ戻ってくる」と復帰を予想しました。
しかし、無期懲役刑は世間の一部が思うほど「10年務めりゃ仮釈放~」なんて気楽なものではなく、平均30年であると言われています(参考にした本は、たしか、河合幹雄さんの「終身刑の死角」です。理由のひとつは、有期刑の上限が30年である為、それより短期で仮釈放することはよろしくないと考えられる為)。

高橋真名美は、被告として実名報道されていたから、最低でも当時は20歳であると仮定して、さらに、運良く平均より早く20年くらいで仮釈放となったとしても40歳。その20年は、塀の中の囚人として過ごしています。
演技のカンも養えない、経験も積めない。仮釈放を受けても、「女優」として生きるのは無理ではないでしょうか。

それに、暴力にも麻薬にも強姦にも甘い芸能界とはいえ、「殺人犯」をTV局が起用するとは思えません。
せいぜい自分の犯罪の動機を赤裸々に告白した本でも書いて売るぐらいしか道はないのでは?
暴露本出版→映画化を目指すのか?
女優として復帰といっても、「イロモノ女優」としてしか生きられない気がします。

到底、キリカの永遠のライバル足り得るとは思えないです。

◆桧山百合という娘

物語は終わる。されど人生は続く。
「神林&キリカ シリーズ」では、犯人が判明し、事件が解決しても、加害者、遺族、と、「その後」が気になる人々が多かったです。

なかで最も「その後」が気になるのが、桧山百合という娘。
高橋真名美に殺された桧山康太郎の「娘」です。
彼女については、書きたいことが混沌としているので、項目をピックアップして書いていきます。

(1)桧山百合は、神林とキリカによる謎解きをどんな気持ちで聞いていたのだろう。そして、その後、どうなったんだろう。

主演するはずだった映画から降ろされたのは確実です。高橋真名美がとって代わったんですから。
「父」の恩恵による芸能活動でしたから、地盤も芸能界での将来も全て失ってしまっただろうなあ。

母を頼る、或いは、母と協力しようにも、母は錯乱状態。
事実上、孤児になったようなものです。

孤児になっても、助けてくれる人たちがいれば良いのですが、ああいう状況ですから、親戚も一般人も飢えた肉食獣のごとく襲いかかってくるのではと。

マスコミだけでなく、一般視聴者からもバッシングされるかと思います。日本中から嫌がらせの手紙や電話が寄せられたのでは。
他人だけでなく、「父」の血縁者たちが、或いは、血縁でない者も、遺産目当てで蝿のように集まってきたことでしょう。

「父」と母に守られていた、世間知らずの桧山百合は立ち向かえたのでしょうか?

(2)桧山康太郎は「娘」百合の為に行動し、死んだ。

高橋真名美に感じる不快感の源のひとつは、「血縁である」、そして、「捨てられたのに父を慕ってた」ってだけで、世間からもてはやされたことです。これは彼女の責任ではなく、世間の愚劣さですが。

疑惑を持ちつつも、桧山康太郎は娘の為にテレフォンボックスに走りました。その結果、殺されました。
彼は、「娘」の百合を愛していたんです。
生きていれば、真相が判明しても、百合を受け入れたのではないでしょうか。
それほどに、「娘」を愛していました。

なのに、世間は高橋真名美をちやほやしやがって。
「真名美ちゃんがんばって!」だと!?

読者の立場だからわかることとはいえ、桧山康太郎は「娘」百合の為に行動したことも、「娘」百合を愛していたことも、ないがしろにされていて、ものすごく不快です。

(3)桧山百合は「遺族」として扱われたのか。
先述「遺族の被害感情」の項で後回しにしました。
書かなきゃならないんですが、どう書いていいやら。

法律上は「娘」なんですから、遺族です。
でも、どうなったんだろう。

ごめん。項目ごとに分ければ書き易いかと思ったけど、全然うまく書けない。

「その後」の桧山百合について、空想劇場に進みます。
どん底に落ちて這い上がれない人生しか想像できなくて。

桧山百合にとって、打撃であったのは、神林の推理が全国放送されたこと。
だから、桧山家の醜聞を全国民が知ることになりました。
1)桧山夫人は、夫・桧山康太郎を裏切り、浮気していた。
2)桧山夫人は間男の子を宿し、夫の子と偽って育てさせた。
3)桧山夫人は不貞と托卵がばれそうになったので、夫を殺した。


実親が殺人犯てだけでも、バッシングが強いと思うのに、神林によって暴かれた桧山夫人の罪状は、ことごとく男性を怒らせるものであります。
いや、女性だって、桧山夫人の行状を肯定はしないでしょうけれど、なんていうか、男性の感情的な恐怖を刺激する罪状だと思うのですよ。
恐怖だからこそ、男性の怒りを呼び起こします。まだまだ男の感性が正しいとまかり通る世の中です。
桧山夫人のみならず、娘である百合も、さらに酷いバッシングにさらされるかと思います。
マスコミの前での暴露でしたから、全国に流れたでしょう。すなわち、全国から、桧山百合にバッシングが届いたことと思います。「売女の娘」くらいは言われたでしょう。

しかも百合の苦難は続きます。以下、予想される出来事。
1) 母を問いただしたくても、錯乱状態でどうしようもない。
2) 父方の縁者が、ここぞとばかりに遺産目当てで群がってくる。
3) 母の実家を頼ろうにも、全国公開推理が仇となり、桧山夫人の実家は病院経営から外される。したがって、頼りようもない。
4) 今まで、「桧山康太郎の娘」である恩恵をたっぷり受けた芸能活動であった為、反動で叩かれまくる。
5) 父の死を悲しみ、「遺族」として、思いのたけを告げても、結局は「不貞の子」「売女の子」とのレッテルを貼られる。


もう、八方塞りじゃないですか。
父と母に守られて育った、世間知らずの桧山百合が乗り越えられるとは思えません。

さらなる空想劇場。
「神林俊彦を憎む桧山百合」ってのを想像しています。
なぜって、
ひとつ、神林俊彦の公開推理のせいで、家庭の事情と出生の秘密が、全国に晒された。
ひとつ、神林俊彦が殺されていれば、高橋真名美を死刑に追いやれたかもしれないから。
2人殺人よりは、3人殺しの方が、死刑になる確率は高いでしょう。

高橋真名美に無期懲役の判決が下され、「あんたが殺されていればよかったんだ。あんたも殺されていれば、あの女は死刑になったろうに!」と、神林俊彦を責める桧山百合、そんな姿を想像しています。

まとまりないけれど、ここまでにします。

◆望月京佑(以下、望月父)という男

望月祐貴の父が織田雪江に寄せる恋心。

約20年前、望月父は無名の女優であった織田雪江を愛しました。
しかし、織田雪江には恋人がいて望月父の想いを受け入れませんでした。
諦めきれない望月父は、織田雪江そっくりの女性と結婚しました。
妻は夫に心から愛されたいと熱望し、弱い身体に鞭打って子を産みました(この子が望月祐貴)。
けれど、夫の心は織田雪江に向けられたままでした。
失望ゆえか、あるいは出産の無理がたたったのか、妻は数年後亡くなりました。
さて鰥夫になった望月父は、恋人と死別し独り身となっていた織田雪江に改めてプロポーズします。
今や望月芸能社長となった彼との結婚をメリットがあるからと織田雪江は受諾します。
けれど織田雪江の心は死んだ恋人のものでした。
女優としての躍進を望むのも死んだ恋人への想いゆえ。
全てを承知のうえで、望月父は織田雪江を妻にしたのでした。

・・・長々と綴りましたが、全22巻に及ぶ「神林&キリカ シリーズ」の中の一話分にも満たない情報量です、望月父の恋は。

出番もセリフもほとんどなかったし。
キャラデザも、年相応のおじさん顔だったし。

しかし、わたしは興味深く読んでました。少ない情報量の中から。
主人公コンビは、紆余曲折あろうとも結ばれるのは当然であろうと思っていましたから(とはいえ、「あの出来事」は予想外でした)、おそらく結末の描かれないままであろうと予測される望月父についてはあれこれ考えました。

求め続けた女を妻にしながら、指一本触れぬことすら受け入れた男の恋心ってものを。
↑「寝室は別」って情報(ネーム)があったので、こういう意味かと。

「夫婦でありながら肉体関係を持たない」「強烈に愛し求めているけれど、肉体関係を我慢する」ってのは、少女まんがではヒーローの王道パターンのひとつであり、その意味では望月父は、少女まんがヒーローの資格を有していたのですが、悲しいかな、中年の脇役であった為か、物語のテーマから外れるからか、望月父の恋の結末は描かれることなくシリーズは終わりました。

しかし、わたしには心に残る「中年の抑えた恋心」でした。

◆妙に生々しい、ほのめかされるセックスの存在。

杜野亜希さんの「Dの女」では、ノルマのようにほぼ毎話、ヒロインとヒーローの裸で抱き合うシーン、或いは、唇を重ねるシーンがありました。
「ニュースになりたいっ!」では、終盤、ヒロイン&ヒーローが結ばれるコマがありました。
が、全然、エロスが感じられなかったです。
「裸で抱き合う」とか「結ばれるコマ」という書き方をしたのも、ベッドシーンとの言葉から立ち上る色気が皆無だったから。
セックスを描写しているのに、全然、エロスも色気も艶っぽさも生々しさも、感じ取れなかったです。

そして、「神林&キリカ シリーズ」。
セックスそのものは描かれなかったのに、たまにほのめかされるセックスの存在が、少々いたたまれないくらい、生々しかったです。
この世界、「神林&キリカ シリーズ」にはセックスがありますよと示されてるみたいで。
あって当然だし、あって悪くないんだけど、この生々しさはなんなんだろう。

例を挙げていくと、

「真夜中のパーティー」
父と喧嘩して家を飛び出したキリカが、一人暮らしの神林の家におしかけてきて、「今夜だけ泊めて欲しい」と懇願した時の、神林とキリカのやりとりが

「お・・・お前何考えてんだっ。お前は、ア、アイドルなんだし、何かあったりしたら・・・」
「何か・・・?」



キリカに「何か・・・?」と聞き返された神林は、かあっと赤くなっています。

「花盗人にキスを捧げて」
省略。

「シネラリアは二度笑う」
省略。

「さよならのエンゲージ」
望月父と雪江夫妻は寝室を別にしているとの情報は、この話で出てきます。

寝室を別にしてても、夫婦関係を結ぶことはできますが、わざわざ読者に提示したってことは、「寝室は別=セックスは無い」との意味だと解しました。

「寝室は別」ってのは、読者に提示されなくても物語の展開に差し障りはないと思うんです。
だけど、提示されたことで、望月父と雪江夫妻の関係、そして、望月父の人物像に奥行が出たと思います。
ちょうど、「ドラゴンボール」にて、トランクスが母ブルマについて語った一言「結婚もしてなくて」が、なくてもお話は成立する、けれど、ブルマの人物像により深みをもたせたのと同様に。

「ドラゴンボール」の件はともかく、時折、こうしてセックスの存在がほのめかされていたので、最終章にて、編集さんからは「99%ダメー!」と却下されても、「あの出来事」(婉曲ではなく、ネタバレ回避)を、残りの1%で押し通したことに通じているような気がしました。

◆以下、シリーズ中作品のいくつかについてコメント。


神林&キリカ シリーズ(4)
杜野亜希「引き裂かれたサイレンス」


好感を持てる表紙です。なんでかなと考えて、赤と黒の配色がミステリアスで大人っぽくて、わたしにとって好ましいのでしょう。

「引き裂かれたサイレンス」
キリカと織田雪江の初共演があり、彼女にとって重要なポイントともなる回なので、コミックスのタイトルとなったことに納得です。
作中の舞台劇「キャンドル」に、グラント・アレンの小説「それをした女」(※)を連想しました。

(※)小説「それをした女」本体は読んでません。
文庫版「バジル氏の優雅な生活」(坂田靖子著)5巻あとがきで、南條竹則さんが紹介しておられました。なお、ぐぐったところ、邦訳タイトルは「やってのけた女」との表記が目立ちました。


神林&キリカ シリーズ(6)
杜野亜希「赤と緑のロンド」


「解かれたパスワード」
佑貴が継母・雪江を尊敬し憧れることになったきっかけがわかるお話、なんですが、雪江&京佑派(わたしぐらいだ)にも美味しい一作。
深読みすれば、京佑と佑貴って、親子して同じ女を慕い求めてるってことになるのね。

「18歳のラビリンス」
大好きな一作です。
AとBの二つの負の選択肢のうちから、どうしてもひとつを選ばなければならなかった時、息子が選んだのは・・・!?
全てが明らかになった時、息子が父に向けた言葉が心に残ります。


神林&キリカ シリーズ(7)
杜野亜希「花盗人にキスを捧げて」


「カーテンコールをもう一度」
この時、力づくで加害者を止めることしか考えなかったキリカ、そして、加害者の生命だけでなく心まで救った雪江に敗北感を抱いたキリカは、17巻収録の「霧の中のナイフ」にて、加害者の心も救える女優の片りんを見せてくれました。


神林&キリカ シリーズ(8)
杜野亜希「眠り姫(スリーピング・ビューティー)は目覚めない」


「新月(ニュームーン)が見ていた」
本作の加害者は、高橋真名美とは違う意味で大嫌いです。
むちゃくちゃ腹が立つ。

弱さを武器にする人間て大嫌いだ。

月野さん、こんなクズに殺されたなんて。
このケースだと、たぶん、10年前後の有期刑だと予想ができるので、よけいに腹が立つ。
擁護者が加害者の犯罪を知っても、許して受け入れそうなとこも不愉快で。
腹が立つ。腹が立つ。腹が立つわ。


神林&キリカ シリーズ(17)
杜野亜希「孤独なミス・ホームズ」


「霧の中のナイフ」
「18歳のラビリンス」と並んで大好きな一作です。
無限の大空、航空機、ハイジャック、と、スケールの大きい一作です。
しかも、キリカが事件を解決しただけでなく、加害者の心までも救った展開です。


神林&キリカ シリーズ(20)
杜野亜希「最後のバースディ」


「迷子の名探偵」
少女まんがのお約束、「ヒロインとヒーローは幼い頃に会っている」!

◆勝手に命名、「のばら」三部作シリーズについても語りたいのだけど、こんだけ書いて疲労困憊なのでここで終えます。

「のばら」(「花盗人にキスをささげて」収録)
「とらわれの歌姫(ディーヴァ)」(「逆転のトリガー」収録)
「リバース!」

これらについても、書けたらいいな。

しかるにリウィアは初代皇帝アウグストゥスにふさわしい、偉大なる貴婦人であった。

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